オレンジのコットンキャンディー

ルキンフォーどこまでも

僕らが見た 僕らの未来

 情報が正しいと仮定した上で

結婚したい、ってそう簡単にできるわけない。ただでさえ上は詰まってる。本当にだからこその選択肢なのか?
アイドルになるってそういう自らの犠牲を払うってことで成り立つんじゃなかろうかと少なくとも私は、思ってた。ならばその覚悟を持てない者が失墜していくのか。
もしかすると私が見ていた幸せは懸命にこの時代を生きる彼らが私生活で諦めた幸せと表裏一体なのかもしれないという思いがこの頃というかここ4ヶ月、どうしても消えない。

ーーここから余談ーー
私は戦線を離脱した人にグループにいた頃と同じ愛着を持つことはできない。それは過去2人の脱退から断言する。言ってしまえば君の元シンメの『いつまで経ってもchainです』や増え続けるタトゥーに幻滅した。情けないことに、自分が好きだった時代は何だったんだろう、と一度思ってしまったらもうダメだった。私の勝手につくりだした虚像の彼がぐにゃぐにゃに歪んでどんどん崩壊して日が経たない内に、散った。嬉しくてスクショした1ファボも777目のファボのスクショももう削除してしまって私の記憶にしか残っていない。ファンの数だけある理想に当て嵌らなくなると見放される。世知辛い話だけれど。
ーー余談 終わりーー

あんなに力のある大きな事務所をやめてもなお華やかな世界に生きるのを選ぶこと、それが茨の道であることは想像に容易い。『ジャニーズ』という看板は良くも悪くも、大きすぎる。

こちら側が理解したいことが必ずしも向こうの知ってほしいことに一致するとは限らなくて。寧ろ『知りたいこと』=『教えられないこと』である方が多い。どうにもならないその壁に歯痒く思うことだってある。だけどそれは仕方のないことなのだ。

悔しいけれどこの世は無情なほど無常で。

目が眩みそうなほど早く巡る時の中で知らない方が幸せなことも多い。